高密植矮化栽培って知ってます?
松澤農園万里子さんのりんご畑に来ています。こちらでは高密植矮化栽培(こうみっしょくわいかさいばい)を始めようとしています。
むずかしい名称ですがりんごの生育方法の一つです。この生育方法の利点は樹と樹の間を狭くすることでたくさん植えられます。また、「骨格枝」といわれる枝を作らないため、枝が大きくならずに作業がしやすいことが特徴です。
植樹してから2年~3年で実がなり始めるので収穫も速くでき、生産者さんが助かります。
何のお手伝いをしているでしょうか?
今日のお手伝いは、高密植矮化栽培で植樹した樹の各枝を下に向ける作業をしています。上に枝が伸びすぎないようにする為の作業です。枝に栄養がいくより、つぼみに栄養がいくようにするための作業です。
1枝1枝下に向ける作業をします。これをしておくと収穫時も効率よくできます。
この写真は古い樹ですのでちょっと違いますが、まあ傘のようになれば良いのかなと理解しています。大きな骨格の樹も昔々から、枝を下げる作業をしていたのですよ。 では次回につづきます!(4月から植樹が始まりますのでお楽しみに)